多額または複数者からの借り入れがあり、お金を借りたいけど審査に通らなくて困っている人は多いのではないでしょうか。

消費者金融なら、総量規制オーバーの人でも有利にお金を借りられます。

消費者金融は総量規制というルールにより貸付額が年収の3分の1までに制限されていますが、対象外となる除外貸付けと例外貸付けを利用すれば超過した借り入れが認められます。

CMでよく見かける消費者金融でも、総量規制をオーバーした借り入れは可能です。

この記事では、総量規制オーバーの借入方法から年収の3分の1以上でも借りれる消費者金融を紹介しています。

この記事でわかること
  • 消費者金融のおまとめローンは総量規制の対象外
  • アイフルなら最短30分で審査結果を通知してもらえる
  • おまとめローンで借りたお金は他社の返済に利用できる
  • 住宅ローンや自動車ローンは除外貸付のため借り入れ残高に加算されない
  • 銀行は限度額は年収の3分1までに自主規制しているため注意

総量規制以上のお金を借りる条件についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

銀行カードローンは自主規制により総量規制対象オーバーの借入が困難

銀行カードローンは金融庁に過剰貸付を指摘され、2017年3月より審査の厳格化や借入上限額の引き下げなどといった自主規制をおこなっています。

銀行カードローンは貸金業者ではないことから総量規制対象外になるものの、自主規制によって年収の3分の1を超える借り入れが難しくなりました。

さらに自主規制と合わせてカードローンにおける審査を厳格化しており、借り入れ自体が困難な実情があります。

銀行カードローンが融資審査を厳格化している旨については、金融庁の公式ホームページにも記載されています。

年収 の3分の1を超える契約の代弁率がより高くなっていることから、審査基準や融資上限枠の適切 性を検証し、審査基準の厳格化などの対応を検討している。

つまり、銀行カードローンで総量規制オーバーの借り入れをするのは極めて難易度が高いということです。

自主規制と審査厳格化の影響により、現在では総量規制オーバーの借り入れに対応している銀行カードローンはほとんどありません

総量規制オーバーの借り入れを希望する人は、消費者金融を選んだほうが良いでしょう。

そもそも総量規制とは?

JICCの封筒

総量規制とは、キャッシングで借りられる金額を年収の3分の1までに制限している法律のことです。

貸しすぎ借りすぎによって増えた多重債務者を減らすため、2010年6月に貸金業法の規定のひとつとして制定されました。

個人の年収に合わせて借りられる金額に上限があり、超えてしまった場合は新たな借り入れができなくなります。

借り入れが制限されるボーダーラインについては、以下で年収ごとに表にまとめましたので参考にしてください。

年収 限度額
300万円 100万円
240万円 80万円
180万円 60万円
120万円 40万円
90万円 30万円

シミュレーションを見てわかるように、総量規制では年収が少ない人ほど借りられる金額が少なくなるのが特徴です。

総量規制の対象となるのは消費者金融などの貸金業者で、銀行カードローンは貸付側の利益を目的としていないことから対象外として認められています。

しかし銀行カードローンは審査を厳格化しており、多額の借り入れがある人は融資を受けられない可能性があります。

特別に銀行カードローンを利用する理由がないのであれば、他にも総量規制の対象外となる借り入れ方法がありますのでそちらを検討するほうが賢明です。

一方で消費者金融は新規顧客を積極的に獲得しているため、総量規制オーバーの人に対しても前向きに融資をおこなっています。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融を調査した結果は、以下で表にまとめましたので参考にしてください。

消費者金融 総量規制以上の借り入れ 限度額 パート アルバイト 主婦 無職
アイフル 最大800万円 ×
プロミス 最大300万円 × ×
アコム 最大300万円 × ×
三井住友銀行カードローン 最大800万円 × ×
みずほ銀行カードローン 最大800万円 × ×

上記のように、ほとんどの消費者金融が総量規制オーバーの借り入れに対応しています。

アルバイトやパートなどといった幅広いユーザーを貸付対象としており、融資に積極的な印象があります。

さらに消費者金融は即日融資にも対応しているため、急いでいる人にも最適です。

年収の3分の1を超えてお金借りるのなら、消費者金融を選ぶのが賢明といえます。

借入金残高に加算されない「総量規制の除外貸付け」

家

総量規制の対象外となる借り入れ方法は、除外貸付けと例外貸付けの2種類に分類されています。

それぞれに該当する借り入れ方法について、詳しく解説していきますので参考にしてください。

総量規制の除外貸付け
  • 総量規制の除外貸付け
  • 住宅ローン
  • 住宅ローンのつなぎ融資
  • 自動車ローン
  • 高額医療費
  • 有価証券担保貸付け
  • 不動産担保貸付け

上記の借入残高金は総量規制に含まれず、算入から除外されます。

たとえばマイカーローンの借入残高が200万円あっても、新たに消費者金融から年収の3分の1まで借りられます。

つまり除外とされる貸付においては、総量規制に含まれないということです。

上に記載はありませんが、奨学金や教育ローンなども総量規制の算入に含まれません。

顧客の返済能力を超えなければ許される契約「総量規制の例外貸付け」

おまとめローンのパンフレットとローンカード

総量規制の例外貸付け
  • 顧客に一方的に有利となる借換え(おまとめローン)
  • 借入残高を段階的に減らしていくための借り換え
  • 緊急医療費
  • 専業主婦による配偶者貸付
  • 個人事業主に対する貸付
  • 新たに事業を営むために必要な資金貸付
  • つなぎ融資

借入残高が年収の3分の1に接触すると、通常であれば総量規制によって審査に通らなくなります。

しかし総量規制の例外貸付なら、総量規制を超える融資が可能です。

消費者金融のおまとめローンや借り換えは顧客に一方的に有利となる借り換えとして総量規制の例外貸付に該当するため、総量規制を超えても審査通過が期待されます。

ただし、どの消費者金融でもおまとめローンや借り換えを展開しているわけではないという点では注意が必要です。

総量規制オーバーでも借りれる消費者金融はあるの?

ローンカード

おまとめローンを取扱っている消費者金融なら、総量規制をオーバーした借り入れが可能になります。

おまとめローンは多重債務に苦しむ人の負担を軽減させるのが目的であり、総量規制の例外貸付として認められているからです。

消費者金融の積極的に新規顧客を獲得する姿勢はそのままに年収の3分の1以上を借りられますので、まさに審査に通過できなかった人の救済策といえます。

そのため早い話、「総量規制以上を借りたいのだったら、消費者金融のおまとめローンを利用すればいい」ということになります。

おまとめローンは次のように各消費者金融によって呼び方が異なりますが、総量規制をオーバーした借り入れができるという点は同じです。

アイフル 「かりかえMAX」「おまとめMAX」で総量規制以上の借り入れが可能
プロミス 「貸金業法に基づくおまとめローン」で総量規制以上の借り入れが可能
アコム 「貸金業法に基づく借り換え専用ローン」で総量規制以上の借り入れが可能

例えばアイフルで通常のローンを申し込んだ場合、貸付額は年収の3分の1までに設定されます。

通常のローンではなくアイフルの「かりかえMAX」を利用した場合は、貸付額の上限がなくなって年収の3分の1以上を借りられるようになります。

ただしおまとめローンで総量規制以上を借りる場合は、多重債務を防ぐためにある一定の条件が加えられますので注意してください。

おまとめローンで総量規制以上を借りるための条件

お金

おまとめローンで総量規制以上のお金を借りる場合、知っておくべき前提条件が6つあります。

知っておくべき6つの条件は、以下のとおりです。

  1. 借換えの対象となる債務は、貸金業者からの借入債務全般。銀行からの借入債務や、親族・知人などからの借入債務は対象になりません
  2. 「借換え後」の金利が、借換え前の金利を上回らない
  3. 返済方法は、約定に基づく返済により段階的に残高を減らしていくことを要件とする。
  4. 1か月の負担額について、借換え後の負担額が、借換え前の負担額を上回らない。
  5. 担保・保証に係る要件について、借換え後の条件が、借換え前の条件より厳しくならない。

簡単にいうと、「借換後の金利を引き上げないこと」「返済専用のローンで貸付をすること」という内容です。

いずれも利用者を守るためのルールになりますので、借り換えによって今よりも条件が悪化することはありません。

消費者金融のおまとめローンであれば今よりも確実に金利が引き下がるわけですから、利用者にとってメリットが大きいことが分かります。

ただし、追加借入ができなくなる点には注意する必要があります。

通常のローンは利用限度額内の借り入れが何度でも可能になりますが、おまとめローンの場合は証書貸付になるので1回限りの借り入れになります。

消費者金融で総量規制以上を借りている人の割合

ATM

消費者金融で総量規制以上のお金を借りる前に知っておくべき前提条件を知ったうえで、おまとめローンはなんとなく利用しにくいのではないかと心配な人もいるのではないでしょうか。

おまとめローンは、多額または複数社から融資を受けている人向けに展開されている唯一の借り入れ方法です。

顧客の負担を軽減させる目的があり、利用者の気持ちに寄り添ってくれますので利用しやすいといえます。

近年では消費者金融のおまとめローンで申し込む人が増えており、1ヶ月で20万人以上が利用しています。

消費者金融のおまとめローンを利用している人の割合については、日本信用情報機構(JICC)の統計データを参考にしてください。

平成31年 総量規制以上を借りた件数
1月 260,072件
2月 259,893件
3月 259,137件

※おまとめローンを利用した場合

消費者金融を利用して総量規制オーバーの借り入れをしているのは、約26万人です。

消費者金融のおまとめローンは、意外とポピュラーな借入方法であることが統計データから見て取れます。

JICCにおける無担保ローンの利用者数は約1,800万人になるので、全体のうち約1.44%がおまとめローンにより総量規制以上の借り入れをしていることが分かります。

ただし総量規制以上のお金を借りる場合は、通常のローンと申し込み方法が異なりますので注意が必要です。

消費者金融で総量規制以上のお金を借りる方法について、詳しく解説していきます。

消費者金融を利用して総量規制以上を借りる方法

  1. web申込
  2. オペレーターへ連絡して、「総量規制以上を借りたい」と伝える
  3. 金融機関より総量規制以上の借入方法について詳しく案内してもらえる

消費者金融を利用して総量規制以上を借りる方法は、とても簡単です。

通常ローンの申込みを済ませてから、オペレーターへ連絡をして「総量規制以上を借りたい」という旨を伝えるだけでオーケー。

そうすると、総量規制以上の借入方法について詳しく案内をしてもらえます。

ただし消費者金融の中にはおまとめローンを取り扱っておらず、総量規制以上の貸付に対応していないところがあります。

総量規制以上を借りたい場合は、おまとめローンを取り扱っている消費者金融を利用することが前提条件です。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融まとめ

ローンカードと通帳

総量規制以上のお金を借りたいけど、どの消費者金融で対応してもらえるのかわからない人もいるのではないでしょうか。

総量規制オーバーでも借りられる消費者金融をピックアップしましたので、参考にしてください。

アイフル

アイフル

「かりかえMAX」「おまとめMAX」により年収の3分の1以上が可能
実質年率 3.0%〜17.5%
借入限度額 1万円〜800万円
審査時間 最短30分
貸付条件 20歳以上の定期的な収入のある方が対象
担保・連帯保証人は不要

※「おまとめMAX」は、既にアイフルで契約のある方が対象となります。

アイフルの特徴

アイフルは、WEB完結による総量規制以上の借り入れが可能です。

最短30分で審査結果がわかり、店舗来店しなくても契約手続きが完了します。

総量規制以上を借りられる消費者金融が多くある中で、アイフルが最も低利率に借りられます。

さらに消費者金融の借入金はもちろん、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いまで1本化できるのもアイフルだけです。

総量規制以上を借りるのなら、アイフルより良い条件のカードローンはありません。

アイフルの審査は厳しい?

アイフルカード

大手消費者金融の中で、アイフルがもっとも融資に積極的な印象があります。

大手消費者金融のIR情報をみると、アイフルの審査通過率が一番高いことが分かります。

審査通過率
アイフル 46.2%
プロミス 45.0%
アコム 43.8%

※2018年度上半期のIRデータを参照

アイフルは、プロミスやアコムと違って銀行傘下に入っていません。

プロミスは三井住友銀行が、アコムは三菱UFJ銀行がトップにあり、親会社の銀行に悪影響を及ぼすような貸付けを避けたがります。

アイフルは独立独歩を貫いている消費者金融になるため、他社借り入れがあっても積極的に融資をしてくれます。

アイフルで審査に通らなかったら、他の大手消費者金融では借りられないことでしょう。

プロミス

プロミス

おまとめローンにより年収の3分の1以上が可能
実質年率 6.3%〜17.8%
借入限度額 300万円まで
審査時間 最短30分
貸付条件 20歳以上、65歳以下で収入の安定している方
担保・連帯保証人は不要
プロミスの特徴

プロミスには、「おとくらぶ」という会員向け優遇サービスがあります。

アプリをダウンロードして会員専用サイトを利用するだけで、様々な店舗や施設で割引が受けられるのはプロミス独自のサービスです。

その他にも、三井住友VISAプリペイドが最大2,000円分もらえたり、プロミスならではの嬉しいメリットが多くあります。

総量規制以上の借り入れでも、WEB完結が可能なので店舗来店せずに契約手続きができるところも魅力的です。

アコム

アコム

貸金業法に基づく借換え専用ローンにより年収の3分の1以上が可能
実質年率 7.7%〜18.0%
借入限度額 1万円〜300万円
審査時間 最短30分
貸付条件 20歳以上の安定した収入と返済能力のある方
担保・連帯保証人は不要
アコムの特徴

大手消費者金融の中で、最も知名度が高い「アコム」。

アコムは、とくに学生人気が強くて、平日の昼間でも無人契約機「むじんくん」が混み合っているほどです。

総量規制以上を借りる場合は、アコムの無人契約機への来店が必要になります。

15:00以降や土日は振込キャッシングの対応時間外になり、無人契約機が混み合い始めます。

アコムを利用するのなら、混雑時間帯を避けて来店することをおすすめします。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンのローンカードとスマホ

証書貸付により年収の3分の1以上が可能
実質年率 1.9%〜14.5%
借入限度額 10万円〜800万円
貸付条件 満20歳以上62歳以下で安定した収入のある方
担保・連帯保証人は不要
楽天銀行スーパーローンの特徴

消費者金融ではありませんが、総量規制オーバーの借り入れを希望するのなら楽天銀行スーパーローンのようなネット銀行で申し込のが得策です。

楽天銀行スーパーローンは、証書貸付という方法で総量規制オーバーの借り入れが可能になります。

証書貸付は、借用書を提出する代わりに年収に関係なくお金を借りられる方法です。

融資までスピーディーなうえ、上限なしで借りられるため総量規制オーバーの借り入れを希望する人に最適です。

消費者金融以外は年収の3分の1以上を借りれなくなった!?

源泉徴収票

カードローンを使ってお金を借りるときに、消費者金融か、銀行カードローンを選ぶことになります。

総量規制オーバーの借り入れをしたい場合、多くの人が総量規制対象外の銀行カードローンを選ぶことでしょう。

しかし現在、銀行カードローンは自主規制の影響から、貸付額の上限を年収の3分の1までに引き下げています。

銀行カードローンは、利用者へ貸し過ぎたことが原因で社会的にバッシングを受けており、批判をかわすために貸付審査を厳しくしている状況にあります。

銀行カードローンは、既に年収3分の1以上の借り入れがある人、他社借り入れがある人は審査に通りません。

総量規制をオーバーして借りたいのなら、融資に積極的な消費者金融を強くおすすめします。

中でもアイフルは証書貸付に対応していることにより、年収の3分の1をオーバーしても最大800万円まで融資を受けられます。

新規顧客への融資にも前向きな印象がありますので、審査が不安な人にもぴったりです。